忍者ブログ

フィラリア予防薬通販 | カルドメック | ペットくすり

フィラリア薬販売「ペット薬」は、レボリューション 、カルドメック(ハートガード)、カルドメックのジェネリックを取り扱い中!

犬の寄生虫病の特徴
ノミ・ダニ予防にはフロントラインプラス

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

犬の寄生虫症とは?

犬の体内に寄生する寄生虫には、長さが10㎝を超える犬回虫のようなものから、顕微鏡でなければ観察できない原虫類までさまざまなものがみられる。寄生部位についても小腸や大腸などの消化管内に寄生するものや、血液内に寄生するものなどがある。これらの感染は主として、虫卵などの感染源を食物や水とともに摂取したり、感染源がひそんでいる中間宿主などを摂取することによっておりこり、血液内の寄生虫は吸血性のダニや昆虫によって媒介される。



PR

犬の小腸に寄生する寄生虫

≪犬回虫≫
成虫は腸管腔に寄生しており、宿主が消化した食物を栄養源としている。このため、とくに幼犬に多数の虫体が寄生すると消化吸収に影響をうけ、発育不良をもたらすことになる。また、虫体が大形(10~15㎝)であるため、腸粘膜への機械的刺激や内腔の塞栓などをひきおこし、下痢や腹痛の原因となる。

≪犬鉤虫≫
大きく開口した口腔に3対の鋭い牙(歯牙)をもち、これを用いて強力に腸絨毛に咬着し、傷つけた部位から血液を存分に吸血してその血漿成分のみを栄養源としている。その結果、宿主は血便(黒色便)、腹痛などの消化器症状に加えて、吸血や咬着部位からの失血により、慢性の貧血症状を呈するようになる。

≪糞線虫≫
寄生する成虫はすべて雌で、粘膜のかなり深部まで侵入し、ここで虫卵を生む、高温・多湿の条件下におかれた幼犬に多く、食欲不振や下痢などの症状が現れる、下痢ははじめ水様性でその後、粘液性、血液性となる。多数が感染した場合には死に至ることもある。

≪瓜実条虫≫
成熟虫体は多数の片節からなり、それらの体表から宿主が消化した食物の栄養分を吸収している。腸管内では頭端にある固着器官を腸絨毛の間の粘膜にもぐりこませて規制している。一般的に寄生があっても無症状のことが多いが、多数寄生により出血性腸炎をおこすことがある。片節が離断して肛門を出るとき、犬は掻痒感のために尻を地面にこすりつけるため、尾根部に脱毛が認められることもある。

≪コクシジウム≫
2種類の寄生が知られているが、いずれも小腸粘膜の上皮細胞中で分裂増殖し、その部位の細胞を破壊する。とくに幼犬では下痢の原因となり、ときに血便、消化不良、貧血、衰弱などの症状を示すこともある。

≪ジアルジア≫
体は扁平で、8本の鞭毛を使って腸管腔を活発に遊泳するか、あるいは絨毛粘膜面に付着し、栄養分を吸収している。多数の虫体が腸粘膜に付着すると、脂肪の吸収を阻害するため、脂肪を多く含む下痢をおこすことが知られている。



犬の盲・結腸に寄生する寄生虫

≪犬鞭虫≫
虫体は体前端が細く、後端が太いむちのような形をしている。成虫はおもに盲腸粘膜内に体前部を深く穿入させて寄生し、吸血により血漿中の栄養分のほか赤血球も消化、利用する。重度の感染では小腸にも寄生して長期の下痢、粘血便やしぶりなどの症状がみられるようになる。



犬の赤血球内に寄生する寄生虫

≪バベシア≫
マダニ類によって媒介される原虫で、マダニが吸血する際に唾液とともに犬の血管内に注入される。感染した虫体はただちに赤血球内に侵入し、血球内成分を栄養源として発育する。分裂した虫体は赤血球を破壊して新たな赤血球内に侵入し、分裂をくりかえす。初感染犬における症状は重篤で、貧血の進行が早く、元気消失、発熱、血色素尿などの症状がみられ、死に至る場合もある。



犬回虫 | 犬の寄生虫

感染経路は母犬の組織・臓器中の幼虫が胎児に移行する胎盤感染が主で、そのほか母乳から幼虫が感染する乳汁感染、主に幼犬の糞便中に排泄された未熟卵が3~4週間で感染幼虫を含む成熟卵となり、これを犬やヒトが摂取する経路感染、成熟卵を摂取したネズミなど(体内に幼虫が潜む)を摂取することによる感染がある。

90日齢以上の犬が感染すると、腸管腔で孵化した幼虫は小腸に侵入したのち、肝臓、心臓、肺をへて全身の諸臓器に達し、そこで発育せずにとどまる。犬が妊娠するとこの幼虫は胎児に移行する。60~90日齢以下の子犬が乳汁感染、経口感染あるいはネズミにより感染すると、90日齢以上の犬と同じ経路で肺に到達したのち気管支⇒気管⇒喉頭⇒胃⇒小腸へと移行し、感染後約30日で産卵をはじめる。胎盤感染は、母犬由来の幼虫は子犬の出生時までは肝臓にとどまっており、出産後気管を経由して小腸で約2~3週間で成虫となる。



犬鉤虫 | 犬の寄生虫

感染経路には胎盤感染、乳汁感染、外界で卵細胞が発育して幼虫を形成し、1~2日で孵化したのち2回脱皮して感染幼虫となり、これを犬が摂取する経口感染。孵化した幼虫が皮膚より侵入する経皮感染がある。経口感染が最も主要なルートである。胎盤感染により子犬に侵入した幼虫は肝臓⇒肺⇒気道⇒食道⇒胃を経て小腸に達し、出生後約2週間で成虫となり産卵をはじめる。乳汁感染では、感染幼虫はただちに小腸粘膜に侵入し、数日間そこで発育したのち小腸内腔に出て成虫となる。経口感染により侵入した幼虫の多くは、そのまま小腸粘膜内に入り、数日後に小腸に戻ったのち2~3週間で成熟する。皮膚から浸入した幼虫は毛細血管、リンパに入ったのち血流にのって肺に到達し、そこから気道⇒食道⇒胃を経由して小腸で成虫となる。一部の幼虫は体組織に幼虫のままとどまり、胎盤感染や乳汁感染の際の感染源となる。



糞線虫 | 犬の寄生虫

感染犬の糞便中には虫卵ではなく第1期幼虫(感染力はない)が排泄される第1期幼虫は外界で2回脱皮したのち感染幼虫となる場合と、4回脱皮して自由生活性の雌雄成虫となり、交尾ののち雌成虫から産出された虫卵から孵化した幼虫が2回脱皮して感染幼虫となる場合がある。感染幼虫は経皮的に感染するか、経口的に犬に感染する。経皮感染が主要な感染経路である。幼虫が皮膚から浸入すると、毛細血管やリンパ管をへて肺循環にのり、右心房から肺へ到達したのち、気管支⇒気管⇒喉頭⇒食道⇒胃を通って小腸で成虫となる。成虫はすべて雌虫体で、腸粘膜内に寄生し、ここで産卵する。産出された虫卵は腸管内で孵化して血管やリンパ管に侵入し、肺に到達したあと気道⇒喉頭⇒食道⇒胃をへて小腸で成虫となる。



バベシア | 犬の寄生虫

この原虫の伝搬にはマダニ(主としてフタトゲチマダニ)が媒介動物として働く、マダニ類は卵⇒幼ダニ⇒若ダニ⇒成ダニの発育段階をとり、卵を除くそれぞれのステージで動物に寄生して吸血する。産卵時には必ず地上に落下し、そこで孵化した幼ダニは新たな宿主をさがす。原虫に感染している犬を、媒介動物であるマダニの成ダニが吸血して産卵する際に、バベシア原虫はダニの卵巣を通過して卵に移行する。幼ダニが孵化すると原虫はその体内で一定の発育を行って感染力を獲得したのちダニの唾液腺に集まって感染の機会を待つ。幼ダニが宿主に寄生し、吸血を行う際には多量の唾液を宿主体内に注入するので原虫は唾液にのって新たな宿主に感染する。注入された原虫は赤血球に侵入し、そこで二分裂により増殖して赤血球を破壊しふたたび新たな赤血球に侵入して増殖を繰り返す。実験的には母犬から直接胎児に感染することも報告されている。















Copyright ©  -- フィラリア予防薬通販 | カルドメック | ペットくすり --  All Rights Reserved



[PR]

 / 忍者ブログ / トラウトルアーデザインラボ「スーパーライズ」